Step.71.2022.AUTUMN
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ゴムノキの樹液を原料として作られる天然ゴムと、石油を原料として人工的に合成される合成ゴムに大きく分けられる。■ 天然ゴムゴムノキの樹液を原料として作られる天然ゴムと、天然ゴムを科学的に製造した合成天然ゴム(IR)があり特徴は似ている。高強度、耐摩耗性、耐寒性などバランスはとれているが、耐候性、耐油性、耐薬品性、耐熱性に劣る。トラックのタイヤ、ホース、ベルト、靴底などに使われる。■ スチレンブタジエンゴム、SBR天然ゴムの代用として開発され、低価格で汎用ゴムとして幅広く使われている。耐候性、耐熱性、耐摩耗性、耐弾性に優れ、耐油性も天然ゴムより優れているが、耐寒性や引き裂き強度では劣る。自動車タイヤ、運動用具、靴底などに使用されている。■ 熱可塑性エラスト)RPT()EPT(ーマプラスチックとゴムの中間の性質を持ち、ゴムのように軟らかくプラスチックのように簡単に加工ができる。ゴムに近い軟性のものからプラスチックに近いものまで幅広く、チューブ、グリップなど様々な分野で使われている。リサイクルが可能なため、従来のゴムに代わり近年、その需要は伸びている。厳密にはゴム(ラバー)ではないので、TPEが正しいが、便宜上TPR(熱可塑性ゴム)と呼称される事もある。主成分となるプラスチックによって、スチレン系(TPS)、オレフィン系(TPO)、塩ビ系(TPVC)、ポリエステル系(TPEE)、ポリウレタン系(TPU)、ナイロン系(TPA)など様々な種類がある。 ■生産ロット毎による同一商品のカラー差異について生産ロット毎によるカラー差異についてご説明をさせていただきます。工場で生地を染色する際、同じタイミング=生産ロットで染色したものは同じ色に仕上がりますが、製造が変わる(染めた日が違う)と微妙に色が変わってきます。色の違いは、微妙なもので分からない程度の場合が多いですが、染色条件によって大きく違ってしまうことがございます。例えば、染料の配合率の差が全く同じでも、その時の温度、湿度、染める量など、諸条件により微妙に染め上がりの色が違ってくる場合があり、100%同じ色にならないという結果になることがございます。これらの生産ロット毎による色ブレは、残念ながら避けられない現象となります。明らかな色ブレが生じないよう、生産ごとに生地の段階で検査確認を行っております。弊社では一定の許容範囲を設け、迅速に安定した品質の商品を供給していくことを目指しております。多少の色の違い(色の濃淡)に関しましては許容範囲となりますので、ロットごとに色ブレが生じる可能性がございますことをご了承くださいませ。天然繊維化学繊維■カタログ掲載商品に関する品質管理についていつも当カタログをご利用いただきまして有難うございます。当カタログではこれまでも、独自の品質基準をクリアする為の自主検査、ならびに法律で事前検査が定められている商品につきましては、厚生労働省登録検査機関において検査を受け、安全性が確信できる商品をご提供してまいりました。尚、これからは特に原材料面に関して、より一層の安全性を高める為、生産ロットごとの抜き取り成分検査を強化してまいります。プラスチック製品につきましては、生産ロットごとに日本人スタッフを現地に派遣、ならびに日本人の安全性への意識が高いレベルであることを理解するメーカーにのみ生産を委託しております。時計・アクセサリーに関しても同様の体制で行っておりますが、もちろん、上記以外の商品につきましても品質検査、さらに国内、国外の検品専門工場による業務の向上を図り、安全性と品質の高い商品をお届けできるよう、商品開発に日々努力を重ねてまいります。今後とも、変わらぬお引き立てご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。 プラスチック類■ ポリプロピレン(PP)水に浮き、PEに似ているがPEより耐熱性に優れ、硬質で引っ張り強度や折り曲げ強度が高く、成型も容易。蝶番のないふたと本体の一体型の容器、荷造りひも、コンテナ、食器、シール容器、レトルト食品の包装などに使われている。また耐熱温度が90〜140℃と高いため電子レンジ用容器にも使われている。※燃やしても有害ガスは発生しない。■ ナイロン、ポリアミド(PA)丈夫で酸素を通さない。他の成分と複合させ耐熱性や強度を高めた物など多様性に富み、ファスナーや釣り糸、レトルト食品の袋のほか、自動車部品や繊維など幅広く使われている。■ アクリル樹脂(PMMA)透明性が高く、耐候性に優れ、表面硬度が高く光沢がある。ガラスに匹敵する透明度や高い屈折率を持ち、有機ガラスと呼ばれることもある。熱加工性がよく曲げても白化しない特徴がある。メガネのレンズやコンタクトレンズ、フォトフレーム、水槽、水族館の窓ガラスなどに使われている。ベンジンやシンナーに溶ける性質がある。■ ポリカーボネート(PC)透明で軽く強度が高く、耐衝撃性、耐熱性、不燃性に優れている。紫外線、太陽光線にも強く、長期使用による変化が少ないが、アルカリ剤や溶剤に弱い。防弾ガラス、CD、MD、自動車のランプレンズ、航空機の窓、水中メガネ、高速道路の防音壁、カーポートなどに使われている。■ ポリエチレンテレフタレート(PET)透明で強度もあり、薬品にも強く、ガスを通さない。絶縁材料、光学用機能性フィルム、しょうゆ・酒類・飲料水などのボトルに使用されている。いわゆるペットボトルとしての使用が急増している。ポリエステルは、この樹脂を再生してできた繊維。※燃やしても有害ガスは発生しない。■ フェノール樹脂世界で初めて植物以外の原料より、人工的に合成されたプラスチック。電気的、機械的特性が良好で、合成樹脂の中でも特に耐熱性、難燃性に優れるという特徴を持つ。耐油、耐薬品性も高いが、アルカリには弱い。通常はフィラーや繊維の連結材として用いられる。また、耐熱性が要求される自動車部品や、絶縁体などとして電気製品に利用されている。■ エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)柔軟性に富み、耐候性、耐薬品性、透明性、着色性に優れている。熱を加えると溶融し再利用可能となる熱可塑性の特長があり、リサイクル用途に多用されている。接着剤、塗料、靴底、パッキンなど幅広く使用されている。※燃やしても有害ガスは発生しない。■ ジェネラルパーパスポリスチレン(GPPS)スチレンを単体重合させたポリスチレン。ゴム分を含まないので透明性・剛性が高く、成形加工性に優れている。■ メラミン樹脂軽くて割れにくく、汚れが落ちやすい。その特徴から、家庭内だけでなく外食産業や病院、学校などでも広く使われている。昨今では、竹(バンブー)を一部原料に配合し、森林資源保護につながるとして、そのような商品が増えている。ゴム、グリセリン)EPDL()EP(ンレチエリポ紙金属木材セラミックス・ガラス燃やしても有害ガスは発生しないので地球環境にやさしい。■ 綿、コットン肌に直接触れる衣類やタオルなどに最も多く使われている繊維。肌触りがよく、丈夫で、吸水性、保温性、耐熱性、防暑性、耐洗濯性に優れていて扱いやすい。染色しやすい反面、汗や水や日光により色落ちしやすく、縮んだりしわになりやすいので注意。■ リサイクルコットン紡績工場や縫製工場の綿の裁断くずや落ちわたを集め、破砕して糸を作ります。既に色が付いている綿のくずをリサイクルするため、再度染色する工程が不要で、CO2の排出量や水の使用量を減らせ、環境にやさしいのが特徴。欧米の製造小売業を中心に採用が増えている。綿100%だけでなく、ポリエステルなど他の素材と組み合わせても使われ、バリエーションがある。また、回収や仕分けなどの手間が必要なため、コスト高になることが多い。■ オーガニックコットン(有機栽培綿)3年間農薬や化学肥料を使わない農地において農薬や化学肥料を使わず栽培された綿。オーガニックコットンの製品の多くは、綿を収穫した後、製品になるまでの様々な加工工程でも化学薬品などの使用を最小限に減らして製造される。自然のままの風合いを残していることが多く、化学物質に敏感な人に適しているといわれている。汗や日光や蛍光灯による色落ちがあり、洗濯時は乾燥機や蛍光洗剤の使用は避ける。※栽培時から製造段階においても地球環境にやさしい。■ 絹、シルク蚕の繭からとれる繊維。天然繊維の中では最も細く強いので、薄くて軽く柔らかい布ができる。吸放湿性、通気性が高く、肌触りがなめらかで上品な光沢もあり、高級おしゃれ着や肌着の素材に多く使われる。日光で黄変したり、変色やしみ、虫に食われやすいので、家庭での洗濯や保管など取り扱いには注意が必要。■ 麻、リネン亜麻(あま・リネン)、苧麻(ちょま・ラミー)の茎からとれる繊維。強度、耐久性に富み、水に濡れると更に強度が増し洗濯に強い。リネン類といえば、シーツ、ナプキン、テーブルクロスなどのベッドやテーブル周り用品の総称で人気が高い。綿より吸水性が高く水分蒸発も早く、涼感、肌触りのよさ、シャリ感が特徴で、夏物衣類に多く使われる。日光や汗や洗濯による変退色がおこりやすく、着用や洗濯での摩擦による毛羽立ち(白化)やシワになりやすい。■ 毛、ウール羊からとれる繊維。アルパカ、アンゴラ、カシミア、キャメルの高級繊維もウールの一種。保温性が高く湿度調整ができ撥水性もあるので、冬物衣類に多く使われる。また、弾力性、難燃性に優れ、高級カーペットやカーテンなどにも使用される。染料となじみがよく色落ちしにくい。虫に食われやすく水により縮みやすいので、洗濯や保管には注意が必要。■ 羽毛、ダウン羽毛はダウンまたはダウンフェザーとも言われ、鳥の胸からとれる小さく柔らかな毛。空気のように超軽量で保温性に大変優れている。フェザーは鳥の羽根のことで硬質の軸があり羽毛(ダウン)とは区別されているが、言葉は混用されることも多い。羽毛、羽根ともに軽く保温性に優れ、衣類や寝具の中綿として利用される。洗濯や保管などの取り扱いには注意が必要。■ 蜜蝋(みつろう)ミツバチ(働きバチ)の巣を構成している蝋(ロウ)を精製したもの。主に、リップクリームや口紅、木材の艶出しやろうそくなどに使われている。海外ではBeewaxと呼ばれている。■ リサイクルレザー皮革製品を製造する際に生じる革の余りや破片、くずなどを集めて粉砕しもう一度再加工し、シート状にした生地。廃棄物削減、資源の有効活用としてとても環境に優しい素材。化学繊維は人間が作った繊維で再生繊維・半合成繊維・合成繊維の3つに大別され、現在は合成繊維が最も多く生産されている。ナイロン、ポリエステル、アクリル、が3大合成繊維。■ ナイロンポリアミド樹脂という非常に強い樹脂を糸にした、軽くて非常に強い合成繊維。コーティング(塗布)やラミネート(貼り合せ)に向き、粘性や引き裂きに強いので、スポーツ用品や、パラグライダーやパラシュートやエアバッグなどの安全性が要求される用途に使われる。また、合成繊維の中では静電気が起きにくく肌になじみやすいので、女性用下着やストッキングに使われる。カビや虫食いの心配がすくなく、保管が安易。耐光性が悪く、紫外線により黄変することがある。身のまわりの商品に使われている素材の特徴や略語についてポイントをご説明します。当カタログをはじめ、様々な商品購入の際のより良い選択にお役立てください。プラスチック(合成樹脂)とは、熱や圧力を加えることにより塑性変形させて成形することができる化合物の総称。ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレンを4大汎用プラスチックという。■ 最も生産量の多いプラスチックのひとつ。軽くて柔らかく、油や薬品に強く成型加工しやすく、様々な用途に利用されている。高密度ポリエチレン(HDPE)は剛性がありスーパーのレジ袋や灯油缶やバケツなどに使用され、低密度ポリエチレン(LDPE)はラップ、包装用フィルム、ラミネートなどに使用されている。※燃やしても有害ガスは発生しない。■ ポリ塩化ビニル(PVC)塩ビとも呼ばれ、燃えにくく、水、空気を通さない。添加剤の加え方で、軟質にも硬質にもなる。ビニル手袋やビニルシート、電線のコード、パイプや雨どい、プラスチック消しゴムなど幅広く利用されている。■ ポリスチレン(PS)透明で着色しやすいが、硬く傷つきやすく割れやすい。カップなどの食品容器、CDケース、OA機器や電化製品の外側、プラモデルなどに使われている。ポリスチレンを数十倍発泡させたものが発泡スチロールで、軽くて断熱性、衝撃吸収性に富んでいるため食品トレーや梱包材として使われている。熱に弱く、ベンジンやシンナーに溶ける性質がある。■ 耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)ポリスチレンの衝撃強度の低さを補う為ゴム類を加え、耐衝撃性を向上させた樹脂。耐衝撃性に優れ、成形加工性、着色性が良い。食品包装や容器、電気・電子機器部品、OA機器のハウジングその他外装品など、幅広く用いられている。■ アクリロニトリルスチレン(AS)樹脂ポリスチレンより耐熱性、耐衝撃性に優れ、表面が傷つきにくい。化粧品容器や電化製品の外側などに使われている。■ アクリロニトリル・ブダジエン・スチレン(ABS)樹脂不透明で硬くて衝撃に強く、表面外観への印刷性に優れている。熱や強い直射日光にあてて長時間放置すると、劣化することがある。OA機器や電化製品、自動車部品、家庭用品、おもちゃなど幅広く使用されている。■ ポリエステルポリエチレンテレフタレート(PET)という非常に劣化しにくい強い樹脂を糸にした、ナイロンに次いで強い合成繊維。軽く、耐熱性、弾力性に優れ、しわになりにくい特性を持つ。ほとんど水を吸わず速乾性が高いが、静電気が起きやすいため綿やウールと混紡され使われることが多い。最もリサイクルしやすい織物で、燃やしても有害なダイオキシンはほとんど出ない。またドライクリーニングの必要がない。■ 再生PETポリエステル回収された使用済ペットボトル等を原料として生産されたポリエステル繊維。再生原料を使用する事により省資源、CO2削減など環境にやさしい繊維。■ アクリルウールに似た性質を持つ合成繊維で、軽く柔らかくしっとりとした感触があり、美しい色に染まる。保温性が高く、毛やポリエステルより軽く、弾力性がありしわになりにくい。毛布、冬物のセーターなどに多く使われるが、毛玉や静電気が起きやすい。カビや虫食いの心配がすくなく、保管が安易。■ ポリウレタン(PU)ゴムのように伸びる伸縮自在の弾性の合成繊維。様々な素材との組合せが可能で、ボンディング(張り合わせ)フィルムコーティング、合成皮革などに加工される。また軽くて丈夫、体になじみやすくフィット感があり、衣料はじめシート、サポーターやテーピングなど幅広い分野で様々な用途に使用されている。塩素、光、カビにより黄変や劣化を招くことがある。■ レーヨン絹に似せて木材パルプから作った再生繊維。土中では自然に分解され、燃やしても灰が残らず環境に優しい。絹に似た光沢やさらっとした手触りが特徴で、吸水性、染色性に優れ静電気も起こりにくいので洋服の裏地などに多く使われる。しわになりやすく、水に濡れると強度も弾力も弱くなる。※燃やしても有害ガスは発生しない。■ リップストップポリエステル生地に碁盤の目状に2本撚りの糸を縫い込み、万が一、生地が裂けてもそれ以上の進行を防ぎます。一般的な織り方のポリエステルよりも丈夫なポリエステルを使用しています。植物繊維その他の繊維状の原料を水に溶かし、脱水しながら薄いシート状にして乾かしたもの。一般的な印刷用紙の他、色や模様を付けたり加工を施し装飾的付加価値を高めた特殊紙、加工紙、高機能を付与した機能紙などがある。■ 和紙コウゾ、ミツマタ、ガンピなど繊維の長い植物の皮を原料とし、強靱で薄く風合いが美しい。保存性、耐久性にも優れている。セラミックスは、主に天然原料を使用し、一般に陶磁器とよばれるクラシックセラミックスと、人工原料により品質向上と安定を図ったファインセラミックスの二つに大きく分けられる。■ 陶磁器陶器と磁器との区分も曖昧だが、一般的な分類では、磁器は花崗岩など風化した石を原料とし、半透明性で光沢があり吸水性がなく、陶器より硬く、軽くたたくと金属音がする。陶器は粘土を主原料に使い、吸水性がある素地で表面は柔らかい感じがし、たたくと鈍い音がする。※リサイクル陶磁器:一般家庭からの不要食器や製造工程で排出される不要物を細かく砕き原料と混ぜ、再焼成した陶磁器。■ ファインセラミックス人工原料のため粒子が非常に小さく均一状態で、特定の機能に特化したものが作られる。絶縁部品、耐熱食器、セラミックス包丁やはさみなど優れた性能の商品が作られ、幅広い分野で使用されている。■ ガラスケイ酸塩ガラスがほとんどで、無色透明で表面がなめらか。グラスなどの日用品、窓ガラスに使われ、金属酸化物を加えることで美しい色彩が作られる。■ シリコーンゴムシリコーン樹脂(シリコーンを主成分とする合成樹脂)のうち、ゴム状のもの。耐熱・耐水・耐薬品性、耐オゾン性に優れている事から、シーリング剤や保護用素材に使われ、自動車関連部品、食品関連機器部品などにも多用されている。また人体にも優しく、医療分野では弾性材料や繊維材料として利用されている。■ グリセリン無色透明の糖蜜状液体で多くが植物油から作られる。アルコールに可溶、エーテルに難溶、水に非常に溶けやすく吸湿性が強い特性がある。この保水性を生かして、化粧品、水彩絵具によく使われる。毒性がほとんど無いことから、医療分野では利尿薬、脳圧降下薬、浣腸液、目薬など様々に用いられる。■ 鉄熱処理で強さや堅さが調整でき、様々な用途に用いられる。さびやすいという欠点は、塗装やメッキなどの表面処理で補われる。■ ステンレス非常にさびにくい金属で耐食性、耐酸性、耐熱性に優れている。包丁、カトラリーなど台所用品に多く使用される。■ アルミニウム合金軽量で、加工性、耐食性、耐久性に優れている。耐食性や耐摩耗性を向上させるアルマイトという表面処理をして使うこともある。スポーツ用品、航空機などに使用されている。■ 木様々な調度品、家具、建築物に使用されている。一本の原木から切り出したものを「無垢材」と呼ぶ。小さな木の破片や薄い板を集めて接着剤で貼り合わせたものは「木質材料」と呼び、集成材、合板、パーティクルボードなどがあり、反りにくい性質、独特の表情がある。■ 竹乾燥が充分にされると硬さと柔軟性を備える。竹の種類は多く、世界で600種から1200種あるといわれる。短期間で成長する竹を利用した竹集成材も資材として活用されている。■ 籐、ラタンヤシ科のつる性植物で、家具素材やカゴなどに使われる。商品素材まめ知識

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