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特集シーズンバッグ文具・モバイルアクティブボトル・タンブラーキッチン・食器環境リビングセルフケアキャラクターお掃除防災・ライトタオル・ハンカチ高額食料品消耗品4※印刷の都合上、商品の色、素材感が実物と多少異なる場合がございます。※写真はイメージです。また、写真の中には、商品以外の品が添えられている場合がございます。機能だってしっかり進化!オレンジの蓋を殻入れにしたり、たまごホルダーを上げ底にしたり。地味だけどシンプルなアイデアで商品価値をアップ!発想のリセットと転換から生まれた新しいアイデア。向こう10年で100万個以上を売るモンスター商品を目指して。 前述のように一旦白紙に戻ったリニューアル計画でしたが、新しい方向性を模索するところから再挑戦が始まります。安定して二個の温泉たまごを作るには、横並びにたまごをセットする従来型の仕様が前提になるため、リニューアルのポイントはデザインの刷新に絞られることになりました。このタイミングで担当者が目をつけていたのが、調理家電の分野でトレンドになっていた「おしゃれで洗練されたデザイン」です。おしゃれな家電があるキッチンに並んでも違和感の無いデザインにできれば、リニューアルの意味を明確にできると考えたのです。  「おしゃれで洗練されたデザイン」という方向性が決まってからは驚くほど順調に作業が進み、デザインから試作へと再開発のスピードは一気に加速して行きます。「シンプル」をキーワードにした新デザインは、見た瞬間にたまごをイメージしてもらえるようたまごの形状や色をモチーフにオレンジとホワイトをバランスよく組み合わせ、ニワトリのマークだけをシンプルに配置しました。見た目としてオレンジが少なくてもホワイトが少なくてもダメ。設計段階から、カラーのバランスを重視したのが特徴です。結果として従来品よりも大きくなったオレンジの蓋は、エッジを立たせた直線的な形状がこだわりのポイントに。たまごの殻カップという新しい機能を持たせることができました。 また、たまごをセットするホルダーは、従来商品の物よりも上げ底になる設計に変更し、お湯の温度を保つことで温泉たまごの仕上がりをより安定させることに成功。これは、縦型構造の失敗から得たうれしい副産物でした。egg?たまごが先か?

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