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万個以上出荷!商品化試作|8特集シーズンアイテム環境文具・モバイルアクティブボトル・タンブラーバッグキッチン・食器リビング防災・ライトキャラクタータオル・ハンカチセルフケアお掃除高額食料品消耗品商品掲載 P.80売れ筋商品のフルモデルチェンジ6性や保温性だけなら旧商品で使用した素材でも問題ありませんでしたが、展開のしやすさにこだわり仕上がりの重さに配慮した結果、ほぼすべての素材が刷新されています。 また、使用時の形状を保つための芯材をどんな形でどこに入れるのかについても、併せて検証が重ねられました。水に強い樹脂板を使うのは既定路線でしたが、バッグが重くなりすぎないよう樹脂板の厚みや素材を変更しながら試作を繰り返し、最適化が進められました。 そして、素材や形状がある程度形になってくると、いよいよ実際の使用シーンを想定した使い勝手の確認と、耐久性の検証に入ります。基本的には、販促品の場合はカスタマーへの販売を想定していませんが、レジカゴにセットしやすいか? 買い物した品をパッキングしやすいか? という使用者視点の検証は重要で、使い勝手は売れ行きに大きく影響します。耐久性についても約20kgの荷重を一定時間加える過酷な自社試験を行いながら、縫製方法を変更するなどの改良を実施。こうして従来品を凌ぐ耐久性能が確保され、総合的に高い品質を得ることに成功しています。※印刷の都合上、商品の色、素材感が実物と多少異なる場合がございます。※写真はイメージです。また、写真の中には、商品以外の品が添えられている場合がございます。いくつもの検証を地道に重ね高い機能性と耐久性を両立。 たたみ方の根本的な見直しは、コピー用紙で作ったスタディモデルが使われています。折って開いて考えてを幾度となく繰り返しながら、早く簡単なたたみ方を模索する作業は延々と続けられました。おぼろげな答えが見つかる頃になると、スタディモデルはボロボロになっていました。 さらに、次の段階では外部材と内部材に分けた素材の選定が進められていきます。耐久

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