SPsouece vol134
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特集シーズンアイテムお掃除キッチン・食器セルフケアリビングバッグ環境キャラクタータオル・ハンカチ文具・モバイル防災・ライトボトル・タンブラーアクティブ高額食料品消耗品&more4※印刷の都合上、商品の色、素材感が実物と多少異なる場合がございます。※写真はイメージです。また、写真の中には、商品以外の品が添えられている場合がございます。今年はオブジェクトの配置にこだわった、動きのある凧あげをイメージした華やかなパッケージです。無地を強みに変えろっ!カラフルな無地タオルの色を1色として数えてデザインする手法は、他の商品のパッケージデザインにも活かされてます。前回に引き続き、松竹梅の背景に熨斗のあしらいをして、めでたさを盛り込みました。鏡餅をイメージしたデザインです。子以外の部分に色を使用し、お正月の華やかさをプラスしています。押し出し感強め。かわいらしさを残しつつ「寅」らしく少し力強さを増したイラストに。市場の酉グッズよりかわいらしくデフォルメ。今後も続けばいいなという想いで開発しました。このシリーズを少しでも認知してもらいたく、三年目も敢えて同じ背景にしてシリーズ感を出しました。抽象的なデザインで縁起の良い富士山のご来光を表現しました。色ベタの絵馬と兎が目立つようにデザインを工夫。兎に動きをつけることで明るい雰囲気にしました。既存のお正月商品イメージからの脱却!対象層を大きく広げたポップなデザイン。 お正月イメージのパッケージデザインを考える上で重視したのは、当時のお正月グッズにありがちだった「どこか古めかしい雰囲気のデザイン」にしないこと。これまでにはない新しいイメージのデザインにできれば、ターゲット層をより広げられると考えたからです。 幸いにも、お正月前後の販促で使ってもらうことや、もっと若い層にも配りやすい商品にしたいという開発目標は、関わっていたすべてのスタッフの中で明確だったこともあり、「ポップな干支のイラストを使ったデザイン」という軸になる方向性がまとまるまでにそれほど時間がかかることはありませんでした。 また、日本のお正月をイメージさせる縁起のいいモチーフや、贈り物らしさを表現できる水引きのモチーフがブレンドされることで、お正月グッズの新しいイメージはどんどんブラッシュアップされていきました。 こうして、「干支タオル」導入後は、これまで高齢者寄りだった干支グッズのターゲット層を、老若男女にまで広げることに成功。このチャレンジは見事に定着し、発売から8年を経た今もその需要は広がり続けています。年末年始の販促活動に欠かせない超定番商品へと変貌を遂げたと言えるでしょう。「パケ替え」との相性バツグン!無地のタオルと透明袋のパッケージ。 ここでピックアップするのは、「パケ替え」という発想を取り入れたパッケージデザインについてです。透明袋の色数を限定してデザインする手法は、コストをコントロールしながらおしゃれに見せることも可能で、発売から8年間で3人のデザイナーに受け継がれてきました。袋の透明部分から見えるタオル生地の色をポイントにしながらデザインしています。また、デザインに活用できる面積がかなり広いので、商品に魅力をプラスする大胆なデザインが実現できています。2018戌2020子2022寅2017酉2019亥2021丑2023卯

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