綿一〇〇%から高機能繊維へ。3お世話になる方々に、のし紙を巻いた心付けを配るという慣習。昭和から受け継がれるこの文化に販促品の原点を見ることができます。中でも、何枚もらってもうれしいタオルは、販促品の王道として進化しています。誰かからタオルをもらったことが無いという人は、もしかしたらほとんどいないのかも? あらためて考えてみるとそう思えてしまうほど、私たち日本人の生活文化にしっかりと根付いているのが、心付けとしてタオルを配るという慣習です。日本手ぬぐいから綿のタオル、高機能タオルへと変化を続けながら、令和の時代へと受け継がれてきました。特に販促品分野では、コストパフォーマンスに優れた「ハンカチタオル」がスタンダードとして定着。弊社でもさまざまな趣向を凝らしたアイテムを続々とリリースしてきました。その全てに、「感謝の気持ちを届ける」という熱い想いが込められています。昭和・平成・令和に渡って累計約500種を商品化やさしい天然繊維の肌触り。タオル素材の昭和スタンダード。この時代のハンカチタオルは、使い心地のいい綿100%製品がスタンダードでした。ポリエステル系の化学繊維を混紡したタイプのタオルも存在しましたが、綿タオルに比べると肌触りが良くなく、心付けには不向きと捉えられがちな商品でした。天然繊維に代わる高機能繊維。低価格化で普及が一気に加速。長く続いてきた綿タオル一強の時代に一 石を投じた「マイクロファイバー」。2000年代には一般的に普及し、柔軟性・耐久性・吸収性・撥水性・静電気・濾過性などに優れることから販促品の分野でも採用が加速しました。MICROFI BERCOTTO N満 員 御 礼 。うける 販 促 品 の 舞 台 裏 。Special issueHistory of sales promotion item販促の始まりとタオルの変遷綿100%が主流マイクロファイバー登場#21BACKYARDまさに販促品の原点。ハンカチタオルにこめた熱い想い。19922002
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