地球儀ってそんなに売れるの?

東京都中央区に、日本でここだけっていう「地球儀専門店」があります。

専門店っていうからには、地球儀しか取り扱っていません。

東京の真ん中に店をかまえちゃって、そんなんでやっていけるの?って思いませんか。

このお店では、最新のタイプのものや、世界各国の地球儀まで約150種類を取り扱っています。

たとえば・・・

首都や通貨、歴史などをスキャナーを使えば、しゃべってくれる地球儀 2万9800円
ソーラーパネル内臓で半永久的に自動で回る地球儀 5万1800円
強力な磁力で浮く地球儀 9800円
約300年前のオランダ製地球儀のレプリカ 5万7750円

地球儀だけではありません。
クレーターやアポロ11号の着地点(1968/07/20)までわかる月球儀 1万5750円
標高21249mのオリンポス山(富士山の約6倍)がある火球儀 1万3650円

一番高価な地球儀っていくらすると思いますか。

球径81cm・高さ121cm・重さ31kg ホワイトハウスにも設置されているそうです。

そのお値段 189万円

だれが買うんでしょうか。でも、大学やら図書館やら公共の施設が買ってくれるそうです。

このお店では、店舗とインターネットで地球儀を販売しています。

なんか、最初はやっていけるのか心配してましたが、めちゃくちゃ売れてるんです。

なんと年間に約1万個の販売があるというから驚きです。
一日何個売れてるんでしょうか。

3、4月の入学シーズンや、12月のクリスマスプレゼントに相当の需要があるようです。

よくよく考えてみたら、ビジネスとしていいとこ突いてるんですよね。

 東京の店舗は公共施設などに販売する際の信用につながりますよね。
大きな店舗をかまえる必要はないんです。実際、小さな(失礼)店舗です。

 インターネットは専門性が高いほど、販売には適しています。
八方美人なサイトより、コアなファンのためのサイトがインターネットには適しています。1つ1つの商品を深く追求しているから、信用される度合いが違うんです。

 取り扱い商品の単価が高いのも見逃せません。
売れる数が有限なのですから、単価の高い方が効率的です。

確かに、モノ余りでモノが売れない時代です。だけど「こんなものが」というものでも、ちゃんと売れてるんです。

この地球儀専門店が、いくつもヒントをくれている気がします。

ちょっと勇気付けられた気がしたので記事にしました。

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